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月別アーカイブ: 2025年12月

安栄のよもやま話~第24回~

皆さんこんにちは!

 

長野県松本市を拠点に解体工事など総合建設工事を行っている

安栄株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

 

仮設工事と養生の重要性 🏗️🛡️

〜解体工事の品質は「壊す前」で決まる〜

 

 

 

解体工事は、
「壊すこと」よりも
**「壊す前の準備」**が重要です。

その中心となるのが、
👉 仮設工事と養生

ここを疎かにすると、
どれだけ解体作業が丁寧でも、
現場全体の評価は大きく下がります。


🏗️ 仮設工事とは何をするのか

 

仮設工事とは、
解体工事を安全に進めるための準備工事です。

主な内容は、

  • 足場の設置

  • 仮囲いの設置

  • 養生シートの取り付け

  • 仮設通路・出入口の確保

これらはすべて、
解体作業そのものを支える土台となります。


🧱 足場の役割は「作業のため」だけではない

 

足場は、

  • 作業員の安全確保

  • 高所作業の安定

  • 作業効率の向上

だけでなく、

👉 落下物の防止
👉 周囲への被害防止

という重要な役割を担っています。

足場が不十分な現場ほど、

  • 工事が遅れる

  • 事故リスクが高まる

  • 近隣トラブルが起きやすい

という傾向があります。


🛡️ 養生シートの本当の役割

 

養生シートは、
単なる「目隠し」ではありません。

  • 粉塵の飛散防止

  • 破片の飛散防止

  • 騒音の軽減

  • 周囲からの視線遮断

特に住宅密集地では、
養生の良し悪しが
👉 近隣の印象を大きく左右します。


🌪️ 養生が甘いと起こる問題

 

養生が不十分な現場では、

  • 洗濯物への粉塵付着

  • 車両や建物の汚損

  • 苦情・工事停止リスク

といったトラブルが発生しやすくなります。

解体工事で最も避けたいのが、
👉 近隣トラブル

だからこそ、
「壊す前の配慮」が何より重要なのです。


🔧 仮設・養生は“見えない評価ポイント”

 

仮設工事や養生は、

  • 完成後に残らない

  • 写真に映りにくい

  • 評価されにくい

 

しかし、

👉 現場を見れば一発で分かる部分

  • シートの張り方

  • 隙間の処理

  • 足場の整然さ

ここに、その現場の
管理レベル・意識の高さが表れます。


📝 まとめ

 

仮設工事と養生は、

  • 解体工事のスタート地点

  • 安全の要

  • 周辺環境への配慮の象徴

解体工事の品質は、
👉 壊す前にほぼ決まっている
と言っても過言ではありません。

見えない準備にこそ、
本当のプロの仕事があります。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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安栄のよもやま話~第23回~

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手作業による解体の必要性 🔨🧱

〜重機では壊せない現場で、職人の技が生きる〜

 

 

 

解体工事と聞くと、多くの人が
「大きな重機で一気に壊す」
そんなイメージを持つかもしれません。

しかし実際の解体現場では、
重機が使えない、使ってはいけないケースが数多く存在します。

そこで必要になるのが、
👉 手作業による解体
現代の解体工事においても、決して欠かせない工法です。


🏘️ なぜ重機が使えない現場があるのか

 

手作業解体が必要になる代表的なケースは以下の通りです。

  • 建物同士の距離が極端に近い

  • 隣家が現役で居住中

  • 道路幅が狭く、重機が進入できない

  • 建物の一部だけを解体する必要がある

  • 振動・騒音を最小限に抑える必要がある

特に都市部や古い住宅街では、
「重機が入らない前提」で工事計画を立てることも珍しくありません。


🔨 手作業解体とはどんな作業か

 

手作業解体は、文字通り
人の手と工具で建物を解体していく工法です。

使用される主な道具は、

  • バール

  • ハンマー

  • 電動工具(インパクト・カッターなど)

  • 小型の解体用工具

 

これらを使い、

  • 天井 → 壁 → 床

  • 内部 → 外部

  • 上から下へ

という順序を厳密に守りながら
一つひとつ解体していきます。


⚠️ 手作業解体で最も重要なポイント

 

手作業解体で最も大切なのは、
👉 「壊してはいけないものを壊さない」こと

  • 隣家の外壁

  • 共有している境界部分

  • 地中の配管・配線

  • 周囲の塀や構造物

重機解体と違い、
ミスが即トラブルに直結します。

だからこそ、

  • 建物構造の理解

  • 力のかけ方

  • 崩れる方向の予測

といった、職人の経験値がそのまま安全性につながります。


🧠 職人の判断が問われる場面

 

手作業解体では、
図面だけでは分からない状況が頻発します。

  • 思った以上に梁が太い

  • 壁の中に補強材が入っている

  • 老朽化で想定外の崩れ方をする

こうした場面で重要なのが、

👉 「止まる判断」
👉 「手順を変える判断」

無理に進めるのではなく、
一度状況を整理し、安全な解体方法を選び直す。
これができるかどうかで、現場の安全度は大きく変わります。


🏗️ 現代でも手作業解体がなくならない理由

 

技術が進歩し、重機が高性能になっても、
手作業解体がなくならない理由は明確です。

  • 繊細な作業が必要

  • 周辺環境への配慮が必要

  • 部分解体・改修工事が増えている

つまり手作業解体は、
👉 解体工事の“最後の砦”
とも言える存在なのです。


📝 まとめ

 

手作業による解体は、

  • 時間がかかる

  • 体力を使う

  • 神経を使う

しかしその分、

  • 精度が高い

  • 周囲に優しい

  • トラブルが少ない

重機では代替できない価値があります。

解体工事の現場は、
最後はやはり
👉 人の技術と判断力
で成り立っています。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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安栄のよもやま話~第22回~

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重機オペレーターの役割 🚜✨

解体工事の成否を握る“現場の司令塔”

 

 

 

 

解体工事の現場で、
ひときわ存在感を放つのが重機です。

しかし、重要なのは
👉 重機そのものではなく、操作する人間

重機オペレーターは、
解体工事の安全性・スピード・精度を左右する
現場の要です。


🚜 重機オペレーターは「壊す人」ではない

 

重機オペレーターの仕事は、
単に建物を壊すことではありません。

  • 崩す順序を考える

  • 荷重のかかり方を読む

  • 周囲への影響を想定する

常に
👉 「どう壊せば安全か」
を考えながら操作しています🧠


🏗️ 解体工事で使われる主な重機

 

現場では、用途に応じて重機を使い分けます。

  • 油圧ショベル

  • 大割機

  • 小割機

  • フォーク・つかみ機

建物の構造や高さ、周辺環境により、
最適なアタッチメントを選択します。


🎯 重機操作に求められる精度

 

解体工事では、

  • 数センチ単位の操作

  • ゆっくりとした力加減

  • 瞬時の判断

が求められます。

特に、

  • 隣接建物が近い

  • 電線がある

  • 地下構造物がある

現場では、
荒い操作は即事故につながります⚠️


🔊 オペレーターは「周囲を見る目」も必要

 

優れた重機オペレーターは、

  • 作業員の位置

  • 合図・無線の内容

  • 現場全体の流れ

を常に把握しています。

視界に入らない部分まで想像する力が、
安全を支えています👀


⏱️ 工期を左右する存在

 

重機オペレーターの熟練度は、

  • 解体スピード

  • 分別精度

  • 工期短縮

に直結します。

無駄な動きが少なく、
一手先を読んだ操作ができるほど、
現場全体がスムーズに回ります。


🧯 安全管理の最前線

 

解体工事では、

  • 転倒

  • 崩落

  • 飛散

といったリスクが常に存在します。

重機オペレーターは、
そのすべてをコントロールする立場。

👉 現場の安全は、オペレーターの判断にかかっている
と言っても過言ではありません。


📝 まとめ

 

重機オペレーターは、

  • 力仕事の象徴

  • 花形作業

と思われがちですが、実際は

  • 判断力

  • 集中力

  • 責任感

が極めて高く求められる仕事です。

解体工事の品質と安全は、
👉 重機オペレーターの腕で決まる

それほど重要な存在なのです🚜✨

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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安栄のよもやま話~第21回~

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粉塵対策とアスベスト処理 🌫️🧪

解体工事で最も神経を使う「見えないリスク管理」

 

 

 

解体工事と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは
「大きな音」「重機」「建物が崩れる迫力」かもしれません。
しかし、現場で本当に注意しなければならないのは、目に見えない危険です。

その代表が
👉 粉塵(ふんじん)
👉 アスベスト(石綿)

これらへの対策は、解体工事における最重要管理項目のひとつです。


🌫️ なぜ解体工事では粉塵が発生するのか

 

解体工事では、

  • コンクリートの破砕

  • 内装材の撤去

  • 外壁・屋根材の解体

といった工程で、大量の粉塵が発生します。

この粉塵には、

  • コンクリートの微粒子

  • モルタル粉

  • 木材・石膏ボードの破片

などが含まれ、
吸い込むことで健康被害や近隣トラブルにつながる恐れがあります⚠️


🚿 粉塵対策の基本は「飛ばさない・吸わせない」

 

解体現場で行われる粉塵対策は、複数を組み合わせます。

🔹 散水による抑制

最も基本的な対策が散水です。

  • 解体箇所に直接水をかける

  • 粉塵が舞い上がる前に湿らせる

これだけでも、粉塵の飛散量は大きく減少します💧

🔹 防音・防塵シートの設置

現場周囲を囲う防音シートは、

  • 騒音対策

  • 粉塵の拡散防止

という二つの役割を果たします。

🔹 集塵機の使用

屋内解体や精密解体では、
集塵機を使用して粉塵を直接吸引します🌀


🧪 アスベストとは何か?

 

アスベスト(石綿)は、
かつて「夢の建材」と呼ばれた素材です。

  • 耐火性

  • 断熱性

  • 防音性

に優れ、多くの建物で使用されてきました。

しかし後に、
重篤な健康被害を引き起こすことが判明しました。


⚠️ アスベストの危険性

 

アスベストの最大の危険は、

👉 空気中に飛散し、吸い込んでしまうこと

吸入すると、

  • 中皮腫

  • 肺がん

  • 石綿肺

など、数十年後に健康被害が現れるケースもあります。

だからこそ、
現在は法律で厳しく管理されています📜


📋 アスベスト処理は「調査」から始まる

 

解体工事では、着工前に必ず

  • 建築年代の確認

  • 建材の事前調査

  • 必要に応じた分析調査

を行います。

アスベストが確認された場合、

  • 行政への届出

  • 作業計画の提出

  • 専門資格者による施工

義務となります。


🧯 適正処理の流れ

 

アスベスト処理は、通常の解体とは別工程です。

1️⃣ 作業区画の完全隔離
2️⃣ 負圧集塵機の設置
3️⃣ 湿潤化しながら慎重に除去
4️⃣ 専用袋で密閉・搬出
5️⃣ 管理型処分場での処分

「知らなかった」「少量だから」は通用しません。


📝 まとめ

 

粉塵・アスベスト対策は、

  • 現場作業員の健康

  • 近隣住民の安心

  • 法令遵守

すべてを守るための解体工事の根幹です。

見えないからこそ、
👉 最も手を抜いてはいけない工程
それが粉塵対策とアスベスト処理です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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