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日別アーカイブ: 2025年10月15日

安栄のよもやま話~第17回~

皆さんこんにちは!

 

長野県松本市を拠点に解体工事など総合建設工事を行っている

安栄株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

内装解体・スケルトン工事

― 新しい空間づくりのスタートライン ―


🔹 スケルトン工事とは?

 

スケルトン工事とは、**店舗やオフィスの入れ替え・リフォームの際に行う「内装のみの解体工事」**です。
建物全体を壊すわけではなく、内装材・設備・仕上げだけを撤去して構造体を残す工事のことを指します。

壁・天井・床・電気・配管などを取り除き、コンクリートや鉄骨だけの状態――つまり「骨組み(スケルトン)」に戻すことで、
次のテナントや内装工事をスムーズに行える環境を整えるのが目的です。


🔸 施工の流れ

 

  1. 現地調査・図面確認
     既存設備の位置や配管・配線ルートを入念に確認。撤去範囲や養生方法を計画します。

  2. 養生作業
     エレベーター・共用部・通路などを丁寧に保護。騒音・粉塵が漏れないよう防音シートで囲い込みます。

  3. 撤去作業
     天井材・床材・間仕切り・空調設備・照明器具・配線を順に撤去。
     安全確認を行いながら、手作業と重機作業を併用して進めます。

  4. 搬出・分別処理
     廃材は木くず・金属・コンクリートなどに分別し、リサイクル法に基づいて処理。
     この工程で環境負荷を最小限に抑えます。

  5. 仕上げ・清掃
     スケルトン状態に戻した後は、粉塵を完全に除去し、次の内装工事がすぐに入れる状態に整えます。


🏗️ スケルトン工事が必要とされる現場

 

  • 店舗の入れ替え(居抜きから新店舗へ)

  • オフィスの改装・移転

  • テナント退去時の原状回復

  • 老朽化した内装設備の全面更新

 

このような現場では、既存の構造を壊さずに内装だけリセットできるスケルトン工事が最適です。

また、鉄骨やRC造のビルでは、構造体を残すことで工期短縮・コスト削減にもつながります。


💡 スケルトン工事のポイント

 

  • 残す部分と撤去する部分の境界を明確に!
     設計図に基づき、誤撤去を防ぐための事前ミーティングが必須。

  • 電気・水道・空調ラインの確認を徹底!
     誤って生きている配管を切断すると、事故や漏電の原因に。

  • 近隣配慮も重要!
     店舗やオフィスが並ぶビル内では、騒音・振動・粉塵対策が欠かせません。


✨ まとめ

 

スケルトン工事は、新しい空間づくりの第一歩
古い内装を撤去し、構造体だけを残すことで、設計の自由度が高まり、
「ゼロからの再生」が可能になります。

経験豊富な職人が手掛けるスケルトン工事は、
次の施工業者が気持ちよく作業できる“きれいな現場”を生み出します。

🔹「壊す」だけではなく、「未来の空間を準備する」――
それが私たちのスケルトン工事です。

次回もお楽しみに!

 

 

 

安栄株式会社は長野県松本市を拠点に解体工事など総合建設工事を行っております。

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