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安栄のよもやま話~第18回~

皆さんこんにちは!

 

長野県松本市を拠点に解体工事など総合建設工事を行っている

安栄株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

解体工事の安全管理

― すべての現場で最優先される「命のルール」 ―


🔹 解体工事に潜むリスク

 

解体の現場は、常に危険と隣り合わせです。
建物が老朽化している場合も多く、作業環境は刻一刻と変化します。

代表的な危険要因は次の通りです:

  • 崩落(構造体の不安定化)

  • 転落(高所作業・足場移動時)

  • 感電(残電確認不足)

  • 粉塵・アスベスト吸引

  • 重機との接触事故

こうしたリスクを避けるために、安全管理は「すべてに優先する」原則として徹底されています。


⚙️ 安全管理の基本項目

 

① 安全帯・保護具の完全着用

ヘルメット・安全帯・防塵マスク・保護メガネなど、身体を守る装備を正しく装着。
特に高所作業では、安全帯の二重掛けが原則です。

② 重機作業区域の明示

現場内では、重機と作業員の動線を完全に分離
カラーコーンやフェンスで明確に区画を設け、接触事故を防止します。

③ 毎日のKY(危険予知)活動

作業開始前に、その日の工程・危険箇所・天候などを確認し、
チーム全員でリスクを共有するKY活動(危険予知ミーティング)を実施。
現場ごとに“今日の危険”を意識することで、事故を未然に防ぎます。

④ 騒音・粉塵対策

近隣への配慮も安全管理の一部です。
防音シート・散水・集塵機などを使用し、環境負荷を抑えた施工を行います。
また、アスベストなど有害物質を含む建材は専門資格者による除去が義務付けられています。


🧱 チームワークが支える“安全な現場”

 

安全管理は、書類上のルールだけでなく、現場全員の意識と連携によって守られます。
重機オペレーター・手元作業員・現場監督が互いに声を掛け合い、
「危ないと思ったらすぐ止める」判断を共有することが大切です。

また、若手作業員への教育も欠かせません。
経験豊富な職長が危険予知や動線確認を丁寧に教えることで、
現場の安全レベルを常に高めています。


🚧 現場の安全文化を未来へ

 

解体工事は、次の建築の“始まり”を支える大切な工程です。
だからこそ、安全は何よりも優先されなければなりません。

「一日を無事故で終えること」――
その積み重ねが、信頼ある会社・現場をつくります。

🔹 壊すだけでは終わらない。
人と街を守る解体工事、それが本当のプロの仕事です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

安栄株式会社は長野県松本市を拠点に解体工事など総合建設工事を行っております。

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